さっぽろばんけいスキー場は、札幌市内中心部からアクセスの良い場所にあります。初級者から上級者まで楽しめる全17コースから成るゲレンデで、レンタルスキーやウェアも充実しており、地元民に加え、観光客にも人気のスキー場です。
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さっぽろばんけいスキー場の基本情報
基本情報
住所 | 北海道札幌市中央区盤渓410 | |
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TEL | 011-641-0071 | |
営業期間 | 2024年12月上旬~2025年3月下旬 | |
営業時間 | 9:00~21:00(ナイター16:00~) ※毎週土曜日は22:00まで営業 | |
アクセス | 路線バス | ①地下鉄東西線 円山公園駅から約15分 ②地下鉄東西線 発寒南駅から約20分 ③地下鉄南北線 真駒内駅から約25分 |
タクシー | ①地下鉄東西線 円山公園駅から約10分(約2,000円) ②JR札幌駅から約20分(約3,000円) |
お得なリフト券
お得なリフト券 | 大人 一般価格 | 大人 道民割価格 | 中学生以下 一般価格 | 中学生以下 道民割価格 |
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1回券 | 450円 | 450円 | 400円 | 400円 |
12回券 | 5,000円 | 4,500円 | 4,400円 | 3,700円 |
2時間券 | 4,900円 | 3,900円 | ー | ー |
4時間券 | 5,600円 | 4,500円 | 4,000円 | 3,200円 |
6時間券 | 6,200円 | 4,900円 | ー | ー |
1日券 | 6,300円 | 5,100円 | 4,500円 | 3,600円 |
(16時~) ナイター券 | 共通 2,000円 |
ゲレ食セット | |
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指定のリフト券及びパックに付けられます | プラス750円 |
平日限定 | |
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平日ランチパック | 5,000円(大人4時間+ゲレ食) |
※その他にも様々なリフト券種があります。詳細は公式HPでご確認ください。
レンタル
ウェア(ブランドレンタル)
※グローブ、帽子のレンタルはなし(販売のみ)
※レンタル料金の詳細は公式HPでご確認ください。
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リフト・コース
リフトは5基、コースは初級者向けから上級者向けまでの2エリア・17コースから成っています。
レストラン「パンケ」での食事
とても広くキレイな食堂「パンケ」も完備されています。
昔ながらの感覚で、スキー場の食事は高くてまずいという印象があったのですが、1,000円前後で美味しい食事が楽しめました。私は味噌ラーメンを食べましたが、札幌の有名店と引けを取らないくらい美味しかったです。平日ランチパックのチケットを購入していたので、実質300円で食事を楽しめ、大満足でした。
運営会社様へのインタビュー
運営会社である札幌ばんけい株式会社の統括部長 小林さんにお話を伺うことが出来ました。
ばんけいスキー場の歴史は?
ばんけいスキー場が出来て55年目です。当スキー場でリフト時間券を初めて導入しました。10数年前に運営会社が変わり、ロゴを刷新(banK)するなど新しい試みをするようになりました。
どんなコースがあるの?
コースは初心者から上級者まで楽しめるコースが全17コースあります。上級者のコースは本格的で、ハーフパイプの世界大会やモーグルの全日本大会等が開かれました。
スキー用具はどんなものがレンタルできる?
各種レンタル道具やウェアは、サロモンから直提供で需要に合わせてサロモンが直接提供しています。運営会社が買い取るわけではないので、比較的新しいモデルに切り替えることが出来ます。特に板は、エキスパート向けの板(時価15万~18万)もプラス1,200円で提供しています。
ロッジの食事がとても美味しいですね!
レストランは「地元の方がスキーをしなくても寄ってくれる店」をスローガンに他店に負けないクオリティとコストパフォーマンスで料理を提供しています。監修はウィンザーホテルの元料理長の方が担当してます。
突然のリクエストにいやな顔一つせず熱く語って頂きました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
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ここがポイント:ばんけいスキー場のいいところ・残念なところ
体験レポート
20数年ぶりにスキーをする初心者レベルの私が、初心者の方におススメの3コースを実体験レポします。
準備(着替え~スキー装着まで)
メインロッジのセンターロッジ内にある着替えエリアでウェアに着替えます。
・着替えた衣類や荷物等を入れるためにロッカー代は300円です。
・着替えエリアやロッカーはやや古くて狭めでした。
センターロッジ、ウエストリフト乗り場、イーストリフト乗り場でリフト券を購入できます。
リフト券のホルダーを持っていない方は、ここで一緒に買ってください(別売り450円)。ホルダーにチケットを入れて、腕に装着し、リフトに乗る際に係員に見せます。
私は先日、藻岩山スキー場に行った際に使ったホルダーを持っていたのでそちらで代用しました。
・リフト売り場からすぐのゲレンデ入口にスキー用具の着脱するエリアがあります。
・ここでスキーブーツを固定したりスキー板を取り付けます。
準備ができたらいざコースへ出陣です。まずはリフトに乗り、上まで。
平日の午後でも小学生向けのスキースクールの生徒がたくさんいて、ゲレンデは比較的混んでいましたが、リフトの待ち時間はありませんでした。
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実際に滑った3コース
① くるみ・きのこコース
くるみコース800m、きのこコース400mと、全長1,200mのロングコースです。
両サイドが木々に囲まれており、なだらかな傾斜のコースを景色を楽しみながら滑ることができます。幅が狭いため、ターンの練習をしたい人や後ろを気にせず滑りたい方にはあまり向かないかもしれません。
オレンジリフトは710mと距離の長いリフトで、くるみコースの出発点まで行くことができます。今回はくるみコースからきのこコースへ分岐しセンターロッジ付近を目指して滑ることに。
リフトを降りてすぐのところに案内板があります。向って右手に進むと、初心者コースのくるみコースに行くことが出来ます。
今日は雪がたくさん降り、空も暗めで景色をあまり楽しめませんでした。でも、晴れているときは、木々に囲まれながらのんびり景色も楽しみながら滑ることが出来そうですね。
コースの幅はあまり広めではなかったので後ろに迫って来る人がいないか心配でしたが、今日はあいにくの天気で空いていたため、後ろを気にせず安心して滑ることが出来ました。
次第に幅が広いコースになりました。右手に行くと、きのこコースです。左手に行くと上級者コース(FIS公認banKハーフパイプ)に行ってしまうので気を付けてください。
きのこコースは、くるみコースよりもやや傾斜が大きいところがあるので初心者さんは注意が必要です。私は、無理せずV字走行で速度を緩めました。最初の難関を過ぎると、残り約300mは傾斜が緩やかで幅の広いゲレンデで楽しむことが出来ました。
② センターAコース
今回紹介する3コースの中で最もコース幅が広く、傾斜も緩やかでコブもほとんどありませんでした。初心者には絶好の練習コースだと思います。私はターンの練習をしました。
400m弱の短いセンターリフトに乗ります。初心者~中級者向けのセンターA、B、Cの3つのコースを滑ることが出来ます。初心者の方はこのセンターリフトに乗ると効率的に初心者向けコースを滑ることができます。
なだらかなスロープを辿って、センターAコースへ向います。
最初はなだらかながらも、多少アップダウンのあるスロープを超えて、メインスロープへ向います。
先を進むと、一部傾斜のきついところがありますが、メインのスロープはコース幅が広く、斜面も緩やかでコブもありません。雪質もよくパウダースノーでとても気持ちいい!!
人も少なく初心者にとって絶好のターン等の練習場です。
③ センターCコース
センターCコースは、センターAコースよりやや傾斜が緩やかです。幅はセンターAコースより狭いので、ターンではなく基本的なV字走行や、直滑降で練習したい方にはおススメです。
このコースもセンターリフトを利用します。
リフトを降りた後、向って右に曲がり、連絡コースを通ってメインのスロープへ移動します。多少コブがあるので注意が必要です。
幅は少し狭いですが、傾斜はくるみコースとほぼ同じで、初心者にはちょうどいいコースでした。
センターAコースよりも傾斜は緩いので、Aコースがまだ急で怖いと感じた方は、Cコースから滑るのが良いと思います。私も最初は、Cコースで傾斜に慣れた後にAコースでターン(自己流)の練習をしました。
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その他おすすめの場所
わくわくスノーランド
お子様・超ビギナー向けの場所で、スノーエスカレーターで上まで登るのでまだリフトが怖い方も安心です。
リフトに乗るのが怖いと感じた方は、まずはスノーエスカレータで上に上がり、雪に慣れることから始めましょう。家族で来て、初めて滑る方がいらっしゃるときに利用するのも良いでしょう。
訪れた日は開放されていなかったため取材できませんでしたが、次回記事に追加いたします。
最後に
アクセス、コース、レンタル、設備全てを兼ね備えた万能スキー場です。札幌を拠点にして、冬の観光やグルメを楽しむ方に一番おススメしたい場所です。
札幌に遊びに来てスキーを試すのなら、まずは、「さっぽろばんけいスキー場」から始めてみてはいかがでしょうか。
地図情報