厳寒の支笏湖の湖水を吹きかけて凍らせた氷のオブジェが立ち並ぶ「千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」は、例年1月下旬~2月下旬にかけて毎年開催されています。
今回は、「2024 千歳・支笏湖氷濤まつり 氷の美術館」に行ってきましたので、見どころをバッチリご紹介します。また、「冬の支笏湖では何を着ればいいの?」という悩みに応えるべく、おすすめの服装もご紹介しますので、是非参考になさってください。
※ 服装を飛ばして氷濤まつりの様子をまずはご覧いただきたい方は目次から「千歳・支笏湖氷濤まつり~現地レポート」へ飛んでください。
2024 千歳・支笏湖氷濤まつりは、高気温に伴い会場内の氷像が崩れ、2月13日(火)をもって中止となっています。
大変残念ですが、一見の価値ある氷の祭典ですので来年以降お時間ある方は是非訪れてみてください!
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千歳・支笏湖氷濤まつりとは
支笏洞爺国立公園内の支笏湖温泉を会場に開催される北海道を代表する氷の祭典です。日本最北の不凍湖である支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹きかけて凍らせた様々な氷像が立ち並びます。
氷像が昼はナチュラルブルーに輝き、夜は色とりどりのライトに照らし出され幻想的な空間を作り出します。
:北海道千歳市支笏湖温泉
開催期間:2024年1月27日(土) ~ 2月25日(日)⇒2月13日(火)
開催時間:10:00~20:00(ライトアップは16:30~20:00)
料金:高校生以上500円(中学生以下無料)
※入場券を見せれば再入場可能(当日限り)
高気温に伴い会場内の氷像が崩れ、安全確保が困難となり会場を閉鎖となりました。2月25日(日)までの開催予定のところ
2月13日(火)をもって氷濤まつりは中止となっています。詳細情報は公式HPでご確認ください。
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千歳・支笏湖氷濤まつりに行く時の服装について
支笏湖畔(石狩地方) の平年値(年・月ごとの値)
平均気温(℃) | 日最高気温(℃) | 日最低気温(℃) | |
---|---|---|---|
1月 | -4.8 | -1.9 | -7.9 |
2月 | -4.5 | -1.2 | -7.9 |
出典:気象庁ホームページ
気象庁「平年値(年・月ごとの値)」をもとに表作成
レディース・メンズのコーディネート例
1月31日(水)はライトアップを目当てに夜に会場へ行きました。その後は「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」へ宿泊したので、翌日は昼の氷濤を楽しみに会場へ足を運びました。
湖畔ということもあり、インナー含めてガッチリ着込んで行きました。
今日の服装
✔ダウンコート(アンタークティカ)
✔ニット
✔極暖ヒートテック
✔長ズボン
✔腹巻レギンス
✔保温靴下
✔ムートンブーツ
✔マフラー
✔手袋
✔ニット帽
今日の服装
✔ダウンコート(西川ダウン)
✔セーター
✔長袖Tシャツ
✔ジーパン
✔スパッツ
✔スノーブーツ
✔ニット帽
✔手袋
準備したアイテム(レディース)
手袋は内側にボアがついています。インナーは腹巻レギンスに保温性のある靴下を履きました。
服装ウォッチング
夜の会場
1月31日(水)|最高気温1℃、最低気温-13℃
朝方は-11℃前後でしたが、昼以降から夜まで-1℃~-2℃で推移。会場に行った18時頃は-2℃でした。
昼の会場
2月1日(木)|最高気温-2℃、最低気温-9℃
深夜は-2℃前後でしたが、朝方から昼以降~夜まで-5℃~-6℃で推移。会場に行った11時頃は-6℃でした。太陽が出ているのに昨日の夜よりも明らかに寒く、湖からの風の冷たさで顔がチクチクしました。
厚手のダウンを着用し、スノーブーツを履いている人がほとんどです。皆さん、ニット帽やイヤーマフで頭まわりを守っています。子供さんはつなぎや上下のスキー服をほぼ全員が着ていました。
2月1日の昼頃に訪れたときは、風が強く吹いて粉雪が顔に吹き付けられていたため、アウターのフードを被っている人が多いです。私はマスクをして顔回りの寒さをしのぎました。
服装のアドバイス
ダウン、セーター、帽子、手袋、インナー、冬靴でしっかり着こんでください。
・スマホ対応手袋があれば写真を撮るたびに手袋を外す必要がなく、手が冷えません。
・風が強い時には、フード付きアウターであればフードを被ることで顔・頭回りの寒さ除けになります。
・フェイスガードをしている人もいましたが、マスクでも顔回りの寒さをしのげます。
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千歳・支笏湖氷濤まつり~現地レポート
ライトアップされた氷のオブジェ
会場入り口
2024 千歳・支笏湖氷濤まつりの会場入り口です。受付で500円を払ったあと、氷のトンネルを抜けると様々な氷のオブジェが現れます。
ブルータワー
まず目に飛び込んでくるのがブルータワー。ブルーに輝く大きな氷のタワーに圧倒されます。
もちろん人気撮影スポットとなっていました。
アイスウォール
大きな氷の壁です。色とりどりにライトアップされ、遠くから見ると幻想的、近くから見ると圧倒的な迫力に魅了されます。
壁の間にスポットがあり、そこに入って皆さん記念撮影をしています。女の子たちも可愛らしいポーズを取っていますね。
ビッグマウンテン
次々と色を変えるビッグマウンテン。大きな氷の山が色を変える様はずっと見ていても飽きません。
苔の洞門
苔の洞門は一歩足を踏み入れると緑の世界です。一番奥側の通路は緑がとても濃く、美しい空間でたくさんの方が写真撮影をしていました。
展望台
色を変える様がなんとも幻想的な雰囲気を醸し出しています。
展望台のあちこちから会場を見渡せます。遠くから光に照らし出される氷の光景がなんとも言えません。
その他の見どころ
その他にはトンネルや神社があったり、アイスキッチンではスープ類が楽しめます。クラムチャウダーは量がたっぷりでとても美味しかったです。
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ナチュラルブルーに輝く氷像
夜の氷濤まつりを楽しんだ翌日、ナチュラルブルーに輝く氷像を楽しみに再度会場を訪れました。
夜とはまた違い、ナチュラルブルーの世界が広がります。
ナチュラルブルーに輝くブルータワーと青空が美しいコントラストを成しています。
展望台から見ると、夜に見たときと違って氷像細部までの美しさを感じ取ることができます。
展望台から会場の反対側に振り返ると広大な支笏湖の奥に風不死岳と恵庭岳が望めます。この日はあいにく少し雲がかかっていましたが、雄大な景色を眺めることができ感激しました。
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おわりに
いかがでしたでしょうか。千歳・支笏湖氷濤まつりを訪れる時のおすすめ服装とともに見どころを紹介させていただきました。
個人的にはさっぽろ雪まつりよりも魅力的に感じ、前を歩いていた若いカップルも「本当に来て良かった!」と話していました。冬の厳しさと美しさを同時に体験できる氷の祭典「千歳・支笏湖氷濤まつり」を一度訪れてみてはいかがでしょうか。