田中酒造は北海道の小樽市にある歴史ある酒蔵です。本店と亀甲蔵がありますが、亀甲蔵は観光名所として人気があり、無料の工場見学や試飲(テイスティング)を楽しむことができます。今回、「田中酒造 亀甲蔵」に行ってきましたので、その様子を実体験レポートします。
スポンサーリンク
田中酒造 亀甲蔵について
田中酒造亀甲蔵は、創業明治30年(1897年)と、120年以上の歴史を誇る酒蔵です。今から100年前は小樽でも50くらいの酒蔵がありましたが、今は田中酒造 亀甲蔵だけとなっています。歴史ある建物ですが、30年位前に改装して無料で工場見学ができるようになりました。また、知識豊富な店員さんの説明を受けながら試飲もできます。
基本情報
◆住所:北海道小樽市色内3丁目2番5号
◆電話:0134-23-0390
◆FAX:0134-22-7210
◆営業時間:AM9:05~PM5:55
◆定休日:無し(年中無休)
◆公式サイト:https://tanakashuzo.com/brewery/
アクセス
J R | JR札幌駅からJR小樽駅 快速エアポート約32分(普通列車約45分) JR小樽駅から徒歩約10分 |
---|---|
バ ス | 中央バス 「色内川下」下車徒歩約2分 |
自動車 | 札幌から高速札樽道利用で約45分 |
駐車場
駐車場は乗用車が70台、大型バスが5台停められ、駐車場所に困ることはなさそうです。
手前は観光大型バス専用で広いスペースが確保されていました。インバウンドさんがたくさんいらっしゃるのだそうです。奥に一般車両が停められるようになっていて広くて駐車しやすかったです。
スポンサーリンク
田中酒造亀甲蔵の様子
外観
歴史を感じさせる外観ですね。
休日はもっとにぎわっているかもしれませんが、この日は平日のお昼過ぎだったこともありとても空いていました。
店内への入口
外の入口を入ると、真っ先に酒樽が目に飛び込んできます。入口横には数々のコンクールで輝かしい賞をとったと垂れ幕に書かれていました。
少し奥に進むと、店内への入口があります。
スポンサーリンク
田中酒造亀甲蔵の工場見学
田中酒造亀甲蔵の最大の魅力は無料で工場を見学できることです。
以下、工場見学の様子を紹介します。
工場(製造場)へ
中に入ると1階の試飲&お土産(販売)コーナーへ行く手前に2階に上がる階段があります。ここを上がっていくと製造工場の入口があります。
ここの入口をくぐると、製造場(工場)を見学できます。
お酒の製造工程
お酒ができるまでの大まかな流れです。宝川が例ですが、他のお酒も同様の工程を経ます。
お酒の製造機
各工程で使用される製造機です。実際に使われる製造機を間近で見ることができます。
できたお酒はこの大きな貯蔵タンクにおさめられます。
人気の梅酒「小樽美人」の貯蔵タンクもありました。私も帰りに、小樽美人をお土産に買いましたが美味しくて家でスイスイ飲んじゃいました(笑)。
入る前は無料だとそれほど期待していませんでしたが、本格的なセルフツアーを楽しむことが出来ました。
スポンサーリンク
試飲(テイスティング)とお土産
試飲(テイスティング)
工場見学を終わった後、1階へ降り販売(お土産)コーナー奧の試飲コーナーへ。インバウンドの家族づれが一組試飲を楽しんでいました。スタッフの方はとても流暢な英語を話しており、インバウンドの方もJapaneseSakeの説明をとても興味深く聞いていました。
私たちは人気のお酒や田中酒造限定のお酒を試しに飲んでみました。並んでいる人がいなかったのでスタッフの方に色々聞いてみましたが、最近は特に若い人の日本酒離れが進んでいてあの手この手で趣向を凝らして日本酒をアピールしているそうです。
夏におすすめの藍酒と亀甲蔵を飲ませてもらいましたが、亀甲蔵がとても美味しくてこちらもまたまた購入。一番左側のものはその日の朝にしぼったお酒です。飲んでみるとまだガスくさく出来立ての味がしました。
販売(お土産)コーナー
様々な種類のお酒が整然と並べられています。お酒ってこんなにたくさんあるんですね。ラベルもキレイなものばかりで見ているだけでも楽しめます。
こちらは田中酒造亀甲蔵限定の商品のようです。
小樽が誇る宝川も販売されていました。スパークリングもあるんですね。
日本酒の他に、甘酒や梅酒も販売されています。日本酒が飲めない方も楽しめそうです。
500円ではずれなしのくじ引きもありました。景品はどれも500円以上のものなので、良心的です。
スポンサーリンク
おわりに
「田中酒造 亀甲蔵」へ「行って・見て・飲んで」その魅力に迫ってきました。
- 無料で工場見学ができること
- 知識豊富な店員さんの説明を受けながら試飲ができること
- たくさんの種類のおいしいお酒が購入できること
- 亀甲蔵限定のお酒を購入できること
- 甘酒や梅酒など日本酒以外も楽しめること
- 駐車場が広いこと
小樽の観光中心部から歩くにはちょっと遠いですが、お酒に興味がある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
スポンサーリンク