小樽観光の代名詞と言えば、小樽運河ですね。撮影スポットとして有名な浅草橋街園から運河を見渡すと右手には石造倉庫群、左手に散策路に設置されたガス灯が見え、何度行っても素敵な光景です。
そんな小樽運河の光景をまとめて楽しむことができるのが運河クルーズ。昼間にデイクルーズに乗船するのもいいですが、1月31日までおたる雪物語の「青の運河」が開催されており、ナイトクルーズでは青色のLED電球により彩られた冬の運河を楽しむことができます。
今回は、この時期だけ楽しめる青に彩られた「小樽運河ナイトクルーズ」に参加しましたので、その様子をご紹介します。参加した日は1月上旬ということでとっても寒かったのですが、冬のナイトクルーズに備えてしっかり着こんだおかげで、青のイルミネーションを満喫することができました。
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小樽運河クルーズと青の運河
小樽運河クルーズ
運河と港を約40分かけてめぐるクルーズで、日没前に出発するデイクルーズと日没後のナイトクルーズが運行されています。
営業期間:通年運航(12月31日・1月1日休)
営業時間:10時~20時(月により変動する場合があるので事前に公式HPでご確認ください)
周遊時間:約40分(小樽港~北運河~南運河)
料金:デイクルーズ 大人(中学生以上)1,800円、小人(小学生以下)500円
ナイトクルーズ 大人(中学生以上)2,000円、小人(小学生以下)500円
※ただし同伴の大人1名につき乳幼児1名無料
青の運河
青色のLED1万個で装飾され、青のイルミネーションが運河をロマンティックに彩ります。
開催場所:小樽運河浅草橋~中央橋
点灯時間:日没から22時半
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冬の小樽を観光する時の服装について
小樽の天気と道路状況
訪問した1月4日の小樽の天気は、晴れ、最高気温3℃、最低気温-3℃でした。
道路の状況
運河周辺を歩いているときの気温は1.3度。1月前半は氷点下を超える日も多く、雪が溶けては凍るの繰りかえしで雪道だけでなく路面がツルツルに凍った場所もありました。運河沿いには坂道もありますが、滑り止めの砂がまかれています。
非常に道路状況が悪く、滑っている人をたくさん見かけました。
レディース・メンズのコーディネート例
予報では札幌とほとんど変わらない気温でしたが、港の近くということもあり寒く感じるだろうと思い、ガッチリ着込んで行きました。
今日の服装
✔ダウンコート
✔ニット
✔極暖ヒートテック
✔長ズボン
✔120デニールタイツ
✔ロングブーツ
✔マフラー
✔手袋
✔ニット帽
今日の服装
✔ダウンコート
✔セーター
✔Tシャツ
✔ジーパン
✔スパッツ
✔革靴(靴裏冬向けに交換済)
✔ニット帽
✔手袋
服装ウォッチング~小樽運河周辺
観光スポットにいる人たちはダウンを着用し、スノーブーツを履いている人が圧倒的に多かったです。ニット帽やイヤーマフをしている人もたくさんいました。
子供さんもニット帽をかぶって、しっかり頭と耳を守っている姿をたくさん見かけました。
服装のアドバイス
しっかり着こんでください。クルーズで並んでいるときにダウンの下にトレーナーを着ていた観光客の方が寒がっており、翌日はセーターにしようと話していました。ダウン、セーター、帽子、手袋、インナー、冬靴は必須です。
・外に長時間いるような場合は、使い捨てカイロがあるといいかもしれません。
・スマホ対応手袋があれば写真を撮るたびに手袋を外す必要がなく、手が冷えません。
・クルーズ乗船中はストール等をひざに掛けると暖かいです。
記事で紹介しています。
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乗船までの流れ
小樽運河周辺の散策
クルーズの予約時間まで時間があったため、まずは浅草橋外園から小樽運河の全景を見てみました。
先行のクルーズが出発しています。少しずつ暗くなり、ライトアップが映えてきました。青の運河の開催期間は、特別にクルーズ船も青のライトで装飾されています。
チケット発券から乗船まで
クルーズ予約時刻の15分前までに小樽運河中央橋発券所に行き、支払を済ませチケットを受け取ります。
15分前ぎりぎりに行くともう既にたくさんの人が並んでいました。一人ずつ救命用具を受け取り、身に付けます。インバウンドの方たちもいて、日本語や英語を理解出来ない方もいるので少し渋滞しています。
停めてあるクルーズに乗り込みます。後ろに並んでいたのでいい席が取れるか不安でしたが、二隻のクルーズが同時に出るので余裕をもっていい席に座ることが出来ました。
クルーズに乗るとシートヒーターが席に置いてあるので、お尻の下に引きます。何もないよりは暖かいですが、お尻の下だけなのもあり、完全ではありません。乗っている間は足の上部に冷たい風が当たるため冷えるので、ひざ掛け用にストールを持っていけばよかったかなと思いました。
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さあ、出発です!
中央橋から月見橋、そして港へ
南運河にある発着駅から出発です。
まずは中央橋をくぐります。トンネルにひっそり吊るされた大きなランプは小樽ガラスからできています。
月見橋をくぐって小樽港に出ると、大きな船が見えてきました。
北運河へ
港をぐるっと回った後、旭橋をくぐります。船が何艘も浮かんでいて、右手には北海製罐小樽工場が見えてきます。
南運河へ
発着駅に戻るために、北運河で旋回します。奥に石造りの建物を見た後、今度は北浜橋をくぐります。
北海製罐第3倉庫が左手に見えてきました。まばゆい光に包まれていて、一見倉庫には見えません。
中央橋に向う途中では、街の灯り、ガス灯、橋の奥に見える青の光が組み合わさって、とても美しい光景を生み出していました。
青の世界
中央橋を過ぎると、青の世界が広がります。
青のイルミネーションにガス灯の灯りが相まって、絶妙なバランスです。
途中、一面青色に染まった水面も楽しめます。
浅草橋に装飾されたライトはひと際きらびやかに照らされていました。外園にはたくさんの人がいて、クルーズ船にカメラを向けて写真を撮っています。
浅草橋手前で旋回するとライトアップの全景が見えます。そこでの眺めは、なんとも幻想的な雰囲気でした。
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おすすめポイント
・川の上から外に向かって見ることが出来るライトアップは普段見ることが出来ないので一見の価値あり
・川沿いの色とりどりのライトが川面に映る光景が特に美しい
・倉庫や建物と川沿いのライトアップとのコラボレーションも見れる
お気に入りの1枚です。
青や黄色の光が水面をにぎやかに彩る中に、赤の光も一筋。
これを見ただけでもナイトクルーズに乗って良かったと思える情景でした。
おわりに
いかがでしたでしょうか。冬にナイトクルーズに乗る時のおすすめ服装とともに見どころを紹介させていただきました。小樽には何度も訪れておりますが、またひとつ小樽の冬の楽しみを見つけることができました。皆さんも服装対策をした上で、冬の小樽運河クルーズを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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