藻岩下地区の山裾を流れる石狩川水系豊平川支流である山鼻川の河畔は緑地となっていて、散策ゾーン・親水ゾーン・ふれあいゾーンなど水遊びや散策などができるように整備されています。
その中でもふれあいゾーンでは、秋に見事な紅葉を見ることができます。川沿いの色づいた紅葉は見る場所によって美しさを変え、奥に見える藻岩山の紅葉とのバランスもとても見事で散策するのにかなりおすすめの場所です。また、こんなにキレイな紅葉が見られるのにも関わらず人は少なく、ゆっくり紅葉を楽しめる穴場スポットとなっています。
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山鼻川緑地 ふれあいゾーン
山鼻川緑地 ふれあいゾーンの場所
ふれあいゾーンには、ウォーターガーデンがある豊平川緑地側から行くか、福住・桑園通または西9丁目通方面から行くことができます。
地下鉄駅からは遠いため車で行くのが便利ですが、ふれあいゾーンの辺りには駐車場がないので豊平川緑地ウォーターガーデン近くの駐車場を利用すると便利です。
豊平川緑地ウォーターガーデンの駐車場
南30条ウォーターガーデン上駐車場(無料) 29台
南30条ウォーターガーデンの上側にあります。
真駒内方面から札幌市街方面に豊平川通を進むと、南30条付近に大きな看板が見えてきますので、ここで右の小道に入ります。
駐車スペースが広く停めやすいですが台数が限られていますので要注意です。
臨時駐車場(無料) 120台
ウォーターガーデンの横に大きな駐車場があり、南30条ウォーターガーデン上駐車場入口の手前から入って行くことができます。
臨時駐車場は、時期によっては開いていないことがあるのでご注意ください。
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山鼻川緑地 ふれあいゾーンの紅葉スポット
山鼻自転車橋
ウォーターガーデン側から歩いてくると山鼻自転車橋があり、この辺りからキレイな紅葉が見えてきます。
山鼻自転車橋の上から見える紅葉
橋の横に色づいた木々を見ることができます。
赤、黄、緑に色づいた木々と青空の絶妙なコンビネーション。
完全に紅葉しきっておらず、緑と赤が入り混じっています。色が移り変わっていく様を見るのも、とてもキレイです。
橋の中央に立って、山鼻川の上から真駒内方面をのぞいてみます。さらさらと流れる川、左右の生い茂った木々、遠くに見える赤や黄色の木々と青空のバランスが絶妙で絵画を見ているようです。
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山鼻川沿いの紅葉
橋を下りて、川沿いを歩いてみます。
黄金色に色づいていました。パキッとした色が美しいです。
黄色と緑が入り混じっていて、鮮やかな黄緑色をつくっています。
まだ色づいていない木もあります。これからが楽しみです。
奥には、木々の間から顔を出す藻岩山。
山鼻川緑地の紅葉と藻岩山が連なっているように見えます。
水面に紅葉が映し出されていて、とてもキレイです。なんて贅沢な景色でしょうか。
反対側から。見る場所によっても美しさを変えてくれます。
今回は、10月の3連休最終日のお昼ごろに訪れましたが、休日にも関わらず人が少なく、のんびり紅葉を楽しむことができました。
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山鼻川緑地 ふれあいゾーンにいる動物たち
紅葉を楽しむほかに、ここでは様々な動物たちに出会うこともできます。
シラサギ
山鼻自転車橋の上から真駒内方面をのぞくとシラサギを見ることができる日があります。
白色でシンプル、すっとした出で立ちに見惚れます。
散歩に来られていた年配の男性が「3羽くらいいるよ」と教えてくれましたが、見ることができたのは1羽だけでした。
カモメ
山鼻自転車橋の上から札幌市街方面をのぞいたときに遭遇。かなり接近できました。
ずっとエサを探していたようで、同じ場所に長い時間とまっていましたね。
マガモ・カルガモ
こちらも山鼻自転車橋の上から真駒内方面をのぞいたとき、シラサギがいた場所と同じあたりにいました。
マガモが3羽。ガーガー泣き声も聞くことができました。
カルガモも優雅に泳いでいました。
ヤマメ
山鼻自転車橋のウォーターガーデン側1つ手前にある、わんぱくかけ橋から。
良く晴れた日は山鼻川の水はとても透き通っています。上からじっとのぞくと、1匹だけ見つけることができました。日によってはもう少しいるかもしれません。
日によってどんな野生動物たちと出会えるかわかりませんが、紅葉とともに楽しめます!
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おわりに
最後は福住・桑園通にある中南ふれあい橋から札幌市街方面を望んだ様子です。
- 様々な角度から、色とりどりの紅葉を楽しむことができること。
- 藻岩山と融合した景色もとても美しいこと。
- 人が少なく、静かにゆっくり紅葉を楽しめること。
- 様々な野生動物と出会えること。
人気の紅葉スポットはたくさんありますが、穴場スポットでお気に入りの風景をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。